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name : Nyoman
Seraja |
birthday
: 1958 |
birth
place : Mas
Village, Bali |
prize
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exhibition data:
2004 |
Group exhibition "Leha
lehah" at Bidadari Art Gallery, Mas - Ubud |
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comment from BIDADARI :
「ジャンゲル」は、バリにおいて大変人気のある大衆芸能の一つである。喜びに溢れた表現、身につけられた独特のアクセサリーや衣裳、踊り子の快活な表情などが、見る者の心を捉える。動きが少しでも合わなければ、コンパクトな印象が台無しになってしまう。この極めてコンパクトなイメージを、造形に移したスラジャの苦労が想像できるであろう。
最終的にジャンゲル像の製作に専念するようになるまでは、彼もまた様々な種類と形の彫像制作を試みた。
「私は9歳の時に初めて彫像を作りました。私の親もジャンゲルの像を作っていましたが、肩、腰など部分的にでしかなく、体全体の製作はしていませんでした。兄を通して、私はイダ・バグス・ティラムと知り合いました。私が12歳の時でした。
ティラムの元で、スラジャはいろいろな形の彫像を制作するよう方向付けられた。一生懸命に全てをこなしたが、師を満足させるには至らなかったようである。「先生は私の作品が最大限でない、と言いました。そして、1979年頃のある日、私が21歳の頃、再びジャンゲル像を作るように言われたのです。その指示を受けて私はうれしくてたまらず、出来上がった作品を見て先生もまた大変満足してくださったのです。それからというもの、私はジャンゲル像の製作のみに専念しました。バリエーションを持たせ、飽きがこないように、3つのモデル(/形?)毎に、どんどんモデル(形?)を変えていきました。」自らの歩んできた道を、スラジャは回想する。
現在、スラジャは人の心を魅了するジャンゲル像で名を馳せている。踊っているポーズにおいても、蓮の上のポーズにおいても、非の打ち所のない、本物そのままの表情と姿を具現している。
スラジャはその作品の独自性によって、絶えずマス村における創造的彫像活動の栄光の座にある。彼の家を訪れても、その作品にお目にかかれるとは期待しない方がよい。なぜなら、まだ製作の終わらないうちから、既に多くの収集家やギャラリーから希望が殺到するありさまであるからだ。 |
art works :
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"Janger Dancer II" |
"Kebyar Dancer" |
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